今の僕は、筋トレを3年以上続けています。
今では、他の人から「マッチョの人」だと認識されることが多くなりました。

でも、最初から体格に恵まれていたわけではありません。
むしろ、僕はずっと「ガリガリ」でした。
筋トレを始めた当初は174cm・52kgで、今振り返っても、かなり細かったと思います。
そして、その体型が原因で、僕は何度も馬鹿にされてきました。
中学生の頃のあだ名は「栄養失調」
僕は昔から、かなり痩せていました。
中学生の頃には、「栄養失調」と呼ばれていました。
もちろん、嬉しいわけがありません。
部活でもいじめられました。
女子からも、「細すぎる」「ガリガリ」と馬鹿にされる。
体型なんて自分ではどうにもできないと思っていたので、ただ耐えるしかありませんでした。
当時の僕は、「なんで自分だけこんなに細いんだ」と、ずっと思っていました。
家には食べるものもなかった
しかも、当時は家が貧乏でした。
冷蔵庫を開けても、ほとんど何もない。
ご飯に塩をかけて食べることもありました。
今思えば、そりゃ太れないよなと思います(笑)。
太りたいと思ったところで、そもそも食べるものがない。
そんな環境でした。
バイト先の呼び名は「ガリガリ君」
高校に入っても、状況はあまり変わりませんでした。
高専時代に始めたバイト先でも、「ガリガリ君」と呼ばれていました。
別に悪意がなかった人もいたと思いますが、当時の僕からすると、かなり嫌でした。
なぜなら、中学の頃からずっと言われ続けてきたような言葉だったからです。
そして、あるとき、「もう絶対にガリガリと言われない体になってやろう」と思いました。
18歳、腕立て伏せから始めた
18歳の頃、僕は筋トレを始めました。
最初は、家で腕立て伏せをするところからでした。
器具なんてありません。
とりあえず自分の体重を使う。
腕立て伏せをする。
毎日やる。
それだけでした。
そして、Amazonで懸垂バーを買いました。
これが僕の筋トレ人生にかなり大きな影響を与えました。
最初はもちろん、そんなにできません。
それでも続けていくと、少しずつ回数が増えていきました。
そして、懸垂30回ができるようになりました。
今思えば、この頃から少しずつ自分の体に変化を感じ始めていたと思います。
この話については、こちらの記事で詳しく書いています。
ガリガリだった僕が懸垂と腕立て伏せを1年続けた結果
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そしてジムへ
家で筋トレを続けているうちにそこそこ筋肉がつき、もっと本格的にやるためにジムに入りました。
でも、最初はめちゃくちゃ怖かったです。
マッチョな人がたくさんいる。自分はガリガリ。
そんな場所に入っていくのは、かなり勇気が必要でした。
怒りで週6日ジムに行った
当時の僕は、とにかく悔しさをばねに、週6日ジムに行っていました。
学校が終わり、バイトに行き、その後、夜10時から直接ジムに行き、0時前に帰る。
そんな生活をしていました。
今思えば、かなり無茶ですが、当時はそれくらい必死でした。
「絶対に変わってやる」という気持ちだけで筋トレをしていました。
半年でベンチ80kg
そしてジムに入会して半年ほど経った頃。
家トレの頃、腕立て伏せをやり込んでいたのもあり、ベンチプレスは80kgまで伸びました。
この時点でガリガリと言われたことはなくなっていましたが、自分ではまだまだ満足できませんでした。
ここから「増量」を始めた
そして19歳になる前。
僕は本格的に体重を増やすことを決意しました。
その時点で、
175cm・68kg。
17歳の頃の52kgから15kg増えていました。
でも、まだ細い。
そこで、「もっと食べて、もっと体を大きくしよう」と考えました。
そして半年ほどかけて、68kg → 80kgまで体重を増やしました。
ベンチプレス100kg
そうやって筋トレと増量を続けていたら、いつの間にかベンチプレスが 100kgまで伸びていました。
腕立て伏せを始めてから、約2年で100kgを挙げられるようになりました。
3年以上経った今では130kgまで挙がるようになりましたが、100kg上がった時の方が嬉しかったです。
でも、僕が一番驚いたのは、重量そのものではありませんでした。
周囲の人間の反応が変わったことです。
「ガリガリ」と言われなくなった
先にも書きましたが、ある時から、バイト先で「ガリガリ」と言われることがなくなりました。
それどころか、今まで僕に対して、どこか上から接してきていた同い年や後輩、女子からの態度まで明らかに変わっていきました。
以前は雑に扱われることが多かったですが、
「筋トレ何やってるんですか?」
「どうやったらそんな体になるんですか?」
「筋トレ教えてください」
と言われるようになりました。
正直、「人ってこんなに変わるんだ」と思いました。
筋肉がついたら、世界が変わった
もちろん、すべての人が体型だけで人を判断しているわけではありません。
筋肉があるから偉いわけでもありません。
でも、僕自身の経験としては、体が変わることで、周囲からの扱いが明らかに変わりました。
そして、それ以上に変わったのが、自分自身の感覚でした。
以前の僕は、
「また馬鹿にされるんじゃないか」
「どうせ自分なんて」
という気持ちがどこかにありました。
でも、筋トレを続けて、「自分はここまでやった」という実感が積み重なりました。
体が積み上がるたびに、「自分でも変われるんだ」と思えるようになりました。
筋肉は「自信」を作ってくれた
僕にとって筋トレの最大のメリットは、筋肉がついたことではありません。
自信がついたことです。
昔の僕は、他人からどう見られるかをすごく気にしていました。
でも筋トレを始めてから、「他人がどう思うかより、自分がどこまでやれるか」を考えるようになりました。
昨日より1kg重い重量を挙げる。
昨日より1回多くやる。
昨日より少しだけ体重を増やす。
そういう小さな積み重ねが、「自分は変われる」という感覚につながっていきました。
ガリガリから筋トレを始めるなら、まず懸垂をやってほしい
ここからは、昔の自分と同じように、「自分はガリガリだから筋トレしても意味がない」と思っている人に伝えたいことです。
僕なら、まず懸垂をおすすめします。
懸垂は本当に強い種目です。
背中。
腕。
肩周り。
上半身を広く使えます。
そして、体重を増やしながら懸垂を30回以上できるようになったら、一般的な運動習慣のない人と比べれば、かなり体つきが変わってくるはずです。
最初は1回もできなくてもいい。
ジャンプしてバーを掴んでもいい。
ゆっくり下ろすところから始めてもいい。
とにかく続けてみてください。
そして、筋トレ以上に大切なのが「食事」
ガリガリだった僕が、もう一つ痛感したことがあります。
それは、筋トレだけでは体は大きくならないということです。
僕は最初、とにかく筋トレばかりしていました。
週6日ジムに行って、「こんなに筋トレしているんだから、すぐ体が大きくなるだろう」と思っていました。
ところが、思ったように筋肉が増えないし、重量もなかなか伸びない。
今考えれば当たり前です。食べていなかったからです。
「筋トレ」より「食べること」が難しかった
筋トレを始めたばかりの人は、
「どんな種目をやればいい?」
「何セットやればいい?」
「どのくらいの重量がいい?」
とトレーニングのことばかり考えがちです。
もちろん大切です。
でも、ガリガリから体を大きくしたいなら、食事を軽視してはいけません。
体を作る材料が足りなければ、筋肉も増えにくいです。
僕自身、「もっと食べる」ことを意識するようになってから、一気に筋肉が増えました。
そして、それに伴って扱える重量もどんどん伸びていきました。
増量で意識した3つ
僕が増量するときに特に意識したのは、
カロリー
タンパク質
継続
です。
まず、体重を増やしたいなら、消費している以上にエネルギーを摂る必要があります。
そして、筋肉を作るための材料としてタンパク質もしっかり摂る。
ただし、何でも大量に食べればいいというわけではありません。
自分の体重の変化を見ながら、食事量を調整する。
そして何より、続ける。
これが一番難しいです。
筋肉で「なめられなくなった」のは事実
僕はタイトルに、「筋トレでなめられなくなった」と書きました。
これは、僕自身の経験として本当にそう感じています。
体が変わることで、周囲の態度は変わりました。
以前のように「ガリガリだから」という理由で馬鹿にされることもなくなった。
でも、それ以上に大切だったのは、「もう自分は昔の自分じゃない」と思えるようになったことです。
筋肉そのものが僕を守ってくれたというより、筋トレを何年も続けたという経験が、自分自身を守る盾になったのだと思います。
最後に
もし今、「自分はガリガリだから筋トレなんて意味がない」と思っている人がいたら、僕は言いたいです。
むしろ、そこから始めてほしいんです。
最初は腕立て伏せ1回でもいい。
懸垂ができなくてもいい。
ジムが怖ければ、自宅から始めてもいい。
そして、体を大きくしたいなら、筋トレだけでなく食事も変えていく。
カロリーを確保する。
タンパク質を摂る。
体重の変化を見る。
そして、何カ月も何年も続ける。
筋トレは、1週間で人生を変えてくれるものではありません。
でも、1年、2年と続けていると、必ず別人になります。
これから筋トレを始める人にも、ぜひこの感覚を味わってほしいと思っています。



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