僕は約8年間、ほぼ毎日のようにカフェインを摂取していました。
朝、コーヒーを飲む。
仕事中に眠くなれば飲む。
眠くなくても飲む。
気づけば、カフェインを摂ることが当たり前の生活になっていました。
当時の僕は、それを「依存」だとは思っていませんでした。
「コーヒーが好きなだけ」
「毎日飲む人なんて普通にいる」
そんな感覚でした。
ところが、会社員として働いていた頃から、体にいくつかの異変を感じるようになりました。
謎の動悸がするようになった

特に気になっていたのが、動悸です。
何もしていないのに、突然心臓がドクドクする。
「なんだこれ?」
と思うことが増えていきました。
さらに、
- 体が異常に重い
- 朝起きても疲れている
- 日中すぐ眠くなる
- 夜なかなか寝付けない
- 常に疲れているような感覚がある
といった悩みもありました。
それでも当時の僕は、コーヒーが原因だとは考えていませんでした。
「眠いからカフェインを飲む」という罠

当時の僕は、カフェインを飲めば眠気が飛ぶと思っていました。確かに、一時的には目が覚めます。
①仕事中に眠くなると、カフェインを摂る。
②一時的に眠気が軽くなる。
③夜になると今度は寝付きが悪くなる。
④睡眠の質が悪くなる。
⑤翌朝、眠い。
⑥ ①に戻る
今考えると、「眠気をカフェインで隠して、また眠気を作る」ような生活になっていました。
もちろん、眠気や疲労にはカフェイン以外にもさまざまな原因があります。
僕の場合も、すべてがカフェインのせいだったとは断言できません。
ただ、一度カフェインをやめてみたことで、自分の体にかなり大きな変化があったのです。
試しに1週間、コーヒーを抜いてみた
あるとき、1週間だけカフェインを抜いてみることにしました。
最初は、「1週間くらいなら余裕でしょ」くらいに考えていました。
ところが、めちゃくちゃキツかったです
最初の2週間は本当にきつかった
特に最初の頃は、「コーヒー飲みたい」という欲求がかなり強く出ました。
朝起きる。
コーヒーを飲みたい。
仕事に行く。
コーヒーを飲みたい。
自販機を見る。
コーヒーが目に入る。
飲みたい。
今まで当たり前だった行動を一つ取り除くだけで、こんなに苦しくなるのかと思いました。
そこで初めて、自分が思っていた以上にカフェインに依存していたのかもしれないことを感じました。
ところが、体に変化が出始めた

しばらくカフェインを抜いていると、少しずつ変化を感じるようになりました。
まず感じたのが、動悸が以前ほど気にならなくなったことでした
以前は突然、心臓がドクドクして、汗が止まらなくなることがありました。
それが、カフェインをやめてから以前より気にならなくなりました。
寝つきが良くなった

そして、かなり実感したのが睡眠です。
以前は、
「眠いのに寝付けない」
ということがありました。
体は疲れている。
眠い。
でも、なかなか眠れない。
それがカフェインをやめてから、
以前よりスッと眠れるようになりました。
もちろん、睡眠は生活習慣やストレスなど、いろいろな要素に左右されます。
ただ、カフェインを抜いたことで自分の睡眠に変化を感じたのは確かです。
朝の異常なだるさが減った
そして僕が一番嬉しかったのが、
朝の異常なだるさが減ったこと。
以前は、
「起きた瞬間から疲れている」
みたいな感覚がありました。
目は覚めている。
でも体が重い。
布団から出るのがつらい。
そんな状態です。
ところが、カフェインをやめてしばらくすると、
「あれ?朝が前より楽だな」
と感じるようになりました。
日中も眠くなくなった
さらに意外だったのが、
日中の眠気が減ったこと。
以前は眠気を感じるたびに、
「コーヒー飲まないと無理」
と思っていました。
しかし、カフェインをやめてからは、
「カフェインを飲んでいないのに、意外と眠くない」
という状態になっていきました。
そこで僕は気づきました。
もしかすると、以前は、
カフェインで眠気を抑えているつもりが、睡眠との悪循環を作っていたのではないか。
と。
もちろん、これは僕自身の経験です。
すべての人に同じことが起きるとは限りません。
お金もかなり節約できた

そして、地味に大きかったのがお金です。
コーヒー1本。
エナジードリンク1本。
たった数百円。
でも、それを毎日のように続けると、年間ではかなりの金額になります。
「今日は疲れたから買おう」
「眠いから買おう」
「仕事頑張ったから買おう」
こうやって何となく買っていたものがなくなる。
結果として、自然と出費も減りました。
健康だけではなく、財布にも優しかった。
これが他のメリットでした。
一番難しかったのは「自販機」

カフェインをやめる生活で、僕がかなり苦労したのが、自販機の前を通ることでした。
仕事中や外出中に自販機を見る。
コーヒーが並んでいる。
エナジードリンクもある。
「一本くらいなら……」という気持ちが出てくる。
そこで僕がやっていたのが、自販機の前で一度深呼吸すること。
そして、「本当に今飲みたいのか?」と自分に問いかける。
そのうえで、ジュースを買う。
あるいはノンカフェインの飲み物を買う。
それでも飲みたくなったら、ガムを噛む。
ガムは噛むと、脳に刺激が入るので、集中力があがります。
コーヒーを飲まなくても、眠気を覚ますことができるので、おすすめです。
僕が使っていたのはクロレッツのガムです。
砂糖が含まれていなく、安価で大容量なので、コーヒーを辞めるのにはもってこいでした。
こうやって、今まで自動的にやっていた行動を一度止めるようにしました。
おすすめのガム👇

「一度深呼吸する」が意外と重要
今思えば、「飲みたい→すぐ買う」という行動を、「飲みたい→一度止まる→考える→別のものを選ぶ」に変えたことが大きかったのだと思います。
たった数秒でも、「本当に必要?」と考える時間を作る。
それだけで衝動にそのまま従わなくて済みます。
カフェインに限らず、何かを習慣的に摂取している人には、この方法は使えるかもしれません。
苦しくなったら「あの頃」を思い出す
もう一つ僕が意識していたのが、カフェインを大量に飲んでいた頃の苦しさを思い出すことです。
「コーヒー飲みたい」と思ったときに、「でも、あの頃どうだった?」と脳で考えます。
謎の動悸。
異常な体の重さ。
朝のだるさ。
日中の眠気。
夜の寝付きの悪さ。
それを鮮明にイメージします。
すると、「一瞬のコーヒーの快感と引き換えに、またあの状態に戻りたいか?」と考えられるようになりました。
僕にとっては、これがかなり効果的でした。
カフェインをやめて分かったこと
8年間、ほぼ毎日のようにコーヒーやエナジードリンクを飲んでいた僕にとって、「カフェインなしで生活する」というのは、最初は想像できませんでした。
でも、実際にやめてみると、「別にカフェインがなくても生きていけるじゃん」ということに気づきました
むしろ、「カフェインを飲まないと元気が出ない」と思っていた自分のほうが不思議でした。
今では、以前ほどカフェインを必要としなくなりました。
「完全にやめる」という選択
もちろん、カフェインがすべての人にとって悪いものだとは思っていません。
コーヒーを楽しんでいる人もいますし、適量を摂取して問題なく生活している人もいます。
僕が言いたいのは、「もし毎日のカフェイン摂取に疑問を感じているなら、一度自分の体の変化を観察してみてもいい」ということです。
自分にとって本当に必要なのか。
ただの習慣になっていないか。
「眠いから飲む」という行動を繰り返していないか。
一度立ち止まって自分の脳を観察してみることをおすすめしたいです。
最後に
僕は約8年間、毎日のようにコーヒーやエナジードリンクを飲んでいて、それが当たり前でした。
習慣というのは、簡単には変わりません。
でも、「飲みたい」という衝動と、「実際に飲む」という行動の間に、一つだけ余白を作るだけでも、少しずつ変わっていきます。
僕にとってカフェインをやめることは、単にコーヒーを飲まなくなったという話ではありません。
「自分を苦しめているかもしれない習慣(脳)を、一度疑ってみる」という経験でした。
これは、コーヒー依存に限らず、他の事にも応用できる話なので、ぜひ試してみてください。
今回の記事はここまでです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



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